シバトラ 童顔刑事!史上最大の危機スペシャル
柴田竹虎(小池徹平)の勤務する生活安全課に送られてきた1本の脅迫テープ。映像だけで場所を特定してしまうほど優秀な、県警の岩崎警視(加藤雅也)の指示により、脅迫テープに映っていた被害者の男・西嶋圭一(柄本佑)を救出した新庄(宮川大輔)たちは、西嶋から「鬼神が復活した」と聞かされる。
そして今度は近くの高校で爆破事件が起こり、鬼神サイトには「鬼神・宝生美月(大後寿々花)を釈放せよ」という指令が出された。竹虎の父と同期だった岩崎は、鬼神事件に詳しい元恋人の千葉さくら(真矢みき)を呼び戻し、今回の件を一任するのだった。鬼神の指示に従わずにいると、県内の高校が次々に爆破された。さくらは竹虎に美月を迎えに行くように指示を出す。
こうして刑務所から美月を釈放し、鬼神の指令をクリアしたものの、鬼神から新たな指令が出された。それは「鬼神が誕生した場所に美月1人で行け」というものだった。さくらは美月に、危険を伴うが協力してほしいと頼み、鬼神が誕生した場所であるライブハウスに向かわせた。防犯カメラを使って様子を窺っている鬼神にバレないようにライブハウスに同行した竹虎だったが、黒ヘルメットの集団に襲われてしまう。そんな時、さらわれそうになった美月を助けたのは小次郎(藤木直人)だった。ところが小次郎が防犯カメラに映ってしまい、美月が1人でなかったと鬼神にバレてしまった。約束を守らなかったことで、仮釈放されたばかりの元鬼神模倣犯・河東(大東俊介)がバスケットボール型爆弾の被害に遭い、全治3ヶ月の怪我を負った。
それを知った竹虎たちは、ライブハウスに置いてあった携帯電話と拳銃入りのポーチを持って、美月1人で指定されたバスに乗れという指令に従わざるを得なかった。残っていた黒ヘルメットの男を問い詰めると、ウイルスによって携帯電話のデータが奪われ、ネットにデータを流されたくなかったら命令に従えと、鬼神に脅されていたのだと話す。一方、美月を釈放したことがマスコミにバレ、横浜みなみ警察署は大騒ぎになっていた。そんな所に岩崎警視がやってきて、さくらに「この事件は私が引き継ぐ!」と言い放つのだった。
指定通りのバスに乗った美月と学生服を着て他人を装った竹虎。そこでの指令は、バスジャックして時間までに赤レンガ倉庫に向かえというものだった。戸惑う美月に竹虎は「僕が君を守る。だから鬼神の指示に従って欲しい」とメールを送るのだった。こうして美月は拳銃を運転手に向け、赤レンガ倉庫に向かうように指示を出す。さくらはパトカーで時間までにバスが赤レンガ倉庫に着けるように先導させる。だが、あとちょっとの所で間に合わなかったバスは、後部で爆発を起こした。そして今度の行き先は横浜スタジアム。運転手は限界だと言ってバスを止めるが、乗客の中の1人が防犯カメラから見えないように警察手帳を出して乗客と運転手に事情を話して説得する。ところが、次の鬼神の指令は、バス内に潜り込んでいた「小久保刑事(佐伯新)を殺せ」というものだった。この指令により、鬼神が防犯カメラで車内の様子を見ているわけでなく、実際に鬼神がバスに乗っている可能性があると知った竹虎は、乗客から見えないように小久保刑事に耳打ちし、発砲して殺されたふりをさせる。すると指令クリアと鬼神からメールが入るのだった。そして今度の行き先は横浜総武学園と指令が出された。時間までに間に合わないと思った乗客の1人が、「ここで降ろせ」と言い出して美月に近寄った。その瞬間、美月は運転手の腕に発砲して負傷させてしまった。高校生に扮している竹虎が運転を代わり、バスは指令通り学園に向かうのだった。その車内、1人の高校生が携帯電話でテレビを観出した。そこから聞こえてきたマスコミの意見を聞いた美月は、出所しても前科があるだけで世間から白い目で見られる、竹虎が信じてくれても何の意味もないと嘆くのだった。
一方、白豚(塚地武雅)は、ウイルスに感染した携帯電話があれば犯人がわかるかもしれないと言い出した。友達や恋人を探すための高校生専門の自己紹介サイトである「プロフ」に登録していた人たちが感染しており、仲間内では武良(鈴木亮平)1人だけが感染したことを知る。そんな武良の携帯を調べてみるものの、ウイルスなどは存在せず、実際にデータが盗まれるようなことはないと分かった。
美月たちが辿り着いた横浜総武学園では多くのマスコミが取り囲む中、入学式が行なわれていた。そして次に出された鬼神の指令は、人質を解放し、入学式の演壇で謝罪しろというものだった。演壇に上がれば、美月は全国に顔をさらすことになってしまう。それでもやれと言う岩崎警視。思い出したことがあると言う被害者・西嶋から、犯人が「藍川正雄(若葉竜也)」と名乗っていたと聞かされていた新庄は、美月の将来よりも犯人逮捕を重視する岩崎警視にはそれを告げずにさくらに報告する。この藍川は、今年の横浜総武学園の入試に失敗した生徒の中に名前があり、顔写真を見るとバス車内で携帯電話のテレビを見ていた高校生だった。そんな藍川はトイレに向かったっきり戻ってこないと知り、竹虎たちはフードを被って壇上に向かった美月を追う。竹虎は、そんな美月の周りに死神の手を見てしまうのだった。
入学生たちの中から藍川を探す竹虎やさくらたち。そんな中、フードを被った美月は壇上で謝罪を始めた。すると美月に向かって銃を構える藍川を発見して止めに入ると、藍川は「殺せ!」といきなり声を発した。すると数人の男子がナイフを持って壇上の美月に向かって行くのだった。もうダメかと思われたそんな所に登場して助けてくれたのは小次郎だった。「顔見せろ」という入学生たちに「おめぇら、こいつの何を知ってるんだよ! こいつがどんな思いでここに立ったのか、どういう思いで謝ったのか、ちっとは考えてやってもいいんじゃねぇのか?」と怒鳴る。こうして事件は終わったかに見えたが、白豚から「まだ事件は終わってないかもしれません」と連絡が入る。
警察の取調べで藍川は、受験勉強の時に突然鬼神からメールが来たのだと話し出した。そして藍川のノートPCを開いた途端、警察署内に設置した爆弾が作動し始めた。藍川が思い当たるのはプロフで知り合い、今回の計画を立てた「ラビット」と名乗る人物。バスジャックからは藍川たちが指令を出したが、それまではラビットが指令を出していたと藍川は言う。白豚は8年くらい前にも同じようにフェイクのウイルスをばら撒いて捕まった高校生が、ネットで顔までさらされたことを思い出す。そしてその高校生のハンドルネームが「ラビット」なのだった。白豚の記憶を頼りに元似顔絵捜査官の木下(今田耕司)に似顔絵を描かせて浮かび上がった人物は・・・。
竹虎と美月は事件の黒幕・ラビットの元へとやってきていた。脅迫テープも1人で作成し、被害者を装えば、警察の出入りは自由。警察署の警備を手薄にできればどんな事件でもよかったと言うラビットの正体は、西嶋こと茂木圭一だった。警察に烙印を押されて社会に放り出される弱者の気持ちを訴える茂木。逮捕した刑事は約束した面会にも来なかったと嘆く。竹虎は「行かなかったんじゃなく、行けなかったんだ」と告げる。この茂木を逮捕したのはこの事件の数日後に殉職した竹虎の父なのだった。父は茂木のことを何でも手帳に書き込んでいたと話し、このアパートも手帳で知ったと言う竹虎。
一方、署内では全警察官を非難させ、白豚が必死に爆弾解除を行なっていた。小次郎や白豚を振った環(南明奈)もまた、運命を共にしようとしていた。そんな白豚は、解除のためのパスワードが分からずに苦戦していた。茂木の部屋から防犯カメラで署内の様子を見た竹虎は、パスワードが昔飼っていたウサギの名「クレオパトラ」ではないかと、手帳を見て思うのだった。それを白豚に報告し、無事爆弾解除成功。竹虎は「今日からは僕が君の味方だ! ここから始めよう」と茂木に手錠をかける。
茂木の事件を竹虎の父から引き継いだのは、岩崎警視だったのだ。その時に彼にちゃんと向き合っていれば・・・「少年犯罪をなめないで!」とさくらは岩崎に激怒する。そして将来を嘆いていた美月だったが、茂木の話を聞き「私には帰る場所がある。待っててくれる人がいる。私、大丈夫だから。みんながいれば、どんなことがあっても大丈夫だから。だって『ただいま』って言いたいもん」と言うのだった。
バスの乗客を解放する時に、赤ん坊を抱いた母親に「人殺し!」と言われてしまった竹虎。ツラいでしょうね。そして美月も茂木も犯罪者になってしまったことにより、将来を嘆きます。出所しても世間の白い目はやはり付きまとってしまうんでしょうね。なかなか難しい問題です。そして初めは少年だろうと悪いものは悪いと言っていた新庄ですが、最後には考えを変えます。根っからの嫌な奴ではないんですよね、新庄w にしても小次郎は毎回いいところをかっさらっていくなぁ・・・ww 鈴木亮平は現在放送中の「魔女裁判」と違って、いい感じの役。こっちの方が似合ってる気がしました。



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